広島市内には、様々なB級グルメ街道がある。
代表格である、お好み焼きをはじめ、つけ麺、汁なし担々麺など…
広島市は、ソウルフードの宝庫である…
しかし、そんなものは序の口で、広島市民でも、浸透していないB級グルメもまだまだある。
地元の人間、そして、玄人な広島市民が愛するソウルフードの街、福島町。
肉のメッカであるこの街は、焼き肉屋はもちろんのこと、ホルモン屋の宝庫でもある。
ホルモンのてんぷら…
あまり馴染みの無いものかもしれないが、一度ハマれば蟻地獄かの如く、ホルモンの魅力に取り憑かれ、通わずには居られなく福島町フード…
数ある店の中で、俺がよく昼食がてらお邪魔するのは、人柄がよい夫婦がやっている「てんぷら ますい」
入り口の揚げ場で、黙々と天婦羅を揚げているご主人が印象的なこの店。
オーダーもできるが、基本的には、予め揚げておいた天婦羅を、好きなだけ皿にチョイスし、その数を会計時に申告して、料金を払う仕組みになっている。
ホルモンの天婦羅なので、パッと見、どの部位を上げているかは、常連じゃないとわかりにくい…
そんなときや初めての人は、素直に主人に聞けば優しく答えてくれる。
俺はいつも、白肉、ビチ、レバー、センマイなど、7~10個ほどチョイスし、一緒にホルモンうどんを注文する。
テーブルの上に無造作に置かれている、たくあん、練り唐辛子、酢醤油、そして鋏たち…
これらを上手く駆使して、美味しく頂いている。
先ず、食べ易いように鋏で、一口大にカットする。
次は、小皿に酢醤油と練り唐辛子を好みで入れ、天婦羅にしっかり絡み付くよう、ペースト状にする。
この店の仕入れる粗挽き唐辛子は、しっかり唐辛子の旨味があり何とも天婦羅と合う俺好みの唐辛子。
仕事中じゃなければ、これで一杯やりたいのが、本音のところだ…
そうこうしているうちに、ホルモンうどんの登場。
見た目は、ホルモンの入った普通のうどんに見せるが、中身は、肉の旨味がたっぷり浸みた、どこにもお目にかけない非凡なうどんである。
非凡なうどんを更に非凡にするのが、俺の食べ方。
さっきの練り唐辛子をここにも投入して、搔き混ぜると…
汗がだらだら止まらなくなるような、地獄うどんの完成!
これが抜群に旨い…
真っ赤な出汁で体が火照り、心も体も満たされる。
この街のてんぷら店は、店によって味もシステムも、てんぷらの揚げ方も全く違う。
せんじがら(肉の素揚げ)を置いている店もあって、飽きることなくホルモンを楽しめる。
B級グルメの巣窟は、ここに在る…
Sentosa_Berry
特技は料理と、BASS弾き… グルメ&旅行(海外・国内共)を好むSOHO 代表のBlogです! 宜しくお願い致します!
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