#9 男の台所「鰹のカルパッチョ」

市販の鰹は、どんなに新鮮さを謳っていても臭いものは臭い…

においには、人一倍、敏感な俺…

煙草も生まれてこの方、一度も吸ったことがないし、道端ですれ違いざまに歩き煙草の副流煙を嗅がされるものなら、キレそうになる…


スーパーで鮮魚を買う場合、なるべく新鮮な状態で口にしたいから、どんな魚に於いても切り身には一切手を出さず、ブロックを買う。

当然と言えばそれまでだが、いくら新鮮と言えど中国地方の店頭にある鰹は、塩叩きで堪能できる高知の鰹の旨味には程遠い。


ここ最近は、飲み歩きが過ぎた…


従って今夜は、生臭さに負けないパンチの利いたカルパッチョでも作って、おとなしく白ワインで独り呑みと洒落込もうと思う…

早速、オリーブオイルを敷き、中火で軽くローストする。

焼き目が付いたら、網にあげ冷蔵庫で熱を冷ます。

その間に、ササッとソースを作る。


鰹をローストした残ったソースに、おろし大蒜を入れ弱火で香り付け。

弱火でローストし、だんだん香ばしい薫りが漂って来たら火を止める。

大蒜が焦げないうちに小鉢に移し、刻み葱、ポン酢、鷹の爪を適量入れ和えれば、ソースは出来上がり。

鰹の身は、へぎ造りにし皿に盛る。

香りをさらに愉しむ為に、刻み大葉を真ん中にトッピングし、荒塩と黒胡椒を少々振り、先ほどのソースを品良く掛ければ、カルパッチョの完成。


大葉の香りと大蒜のパンチの利いたカルパッチョで、白ワインがより一層楽しめる夜に…


手軽にできるので是非!

0コメント

  • 1000 / 1000

Sentosa_Berry

特技は料理と、BASS弾き… グルメ&旅行(海外・国内共)を好むSOHO 代表のBlogです! 宜しくお願い致します!